いつからかうちの小さな庭に住みつくようになり、「庭猫」として「ブチ」と言う名前まで家族につけられた猫がいます。最近では「かわいい声を出して鳴くと餌がもらえる」

という事を覚えてしまったようで、朝、昼、おやつ、夜とまるでこちらの生活にあわすようにやってきては、リビングの掃出し窓の外から「おなかすいたぁ、えさちょうだいよぉ」と、本当に「猫なで声」を出してこちらを呼ぶようになりました。

 その「ブチ」に不思議な性質があることに最近気が付きました。普段の日なら朝起きて新聞を取りに出てくるのを待ち構えていて、雨戸が閉まっていても鳴きはじめるのですが、不思議と日曜日だけは、一日中姿を見せないことがほとんどなのです。まさか、「ブチ」の頭の中にカレンダーがあって「今日は日曜日だからお出かけしよう」とか「日曜ぐらいゆっくりしよう」と思っているはずもないので、こちらにしてはとても不思議な事に思えるのです。しかしどうやら日曜日には別に行く所があるようです。しかし、それがどうして猫にわかるのかが不思議でなりません。「動物の勘」とか「体内時計」とかではどうも納得がいかないのです。

 やはり、どこかに「猫のカレンダー」か「スケジュール表」があるような気がします。それを「ブチ」が見ながら「今日はあっちのお家でいいものが食べられる日」とか「今日は日曜なのでゆっくり休める場所ができるので、そこへ行ってお昼寝をする日」と言うような事を考えて生活しているのではないかと、勝手な想像を膨らましながら、猫のいない庭を眺めている日曜日の午後でした。

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